ANA東京⇔ミラノ直行便が2024年12月～就航！

2024年11月7日 2024年11月7日舞緒ルイ

舞緒ルイ

久しぶりな更新の“お知らせ”は…イタリアが大好きな方へは待ちに待った明るいニュースです！もちろんミラノ在住者にとっても、この上なく嬉しいお知らせです♪

日本の航空会社＜ANA＞こと全日空が、ようやく来月12月3日から東京・羽田空港とミラノ・マルペンサ空港を直行便で往復します。

実は、このルートは2020年4月から就航する予定だったのですが、新型コロナウィルスの大流行により中止となり、既に発売していた航空券もすべてキャンセル・払い戻しされ、頓挫したまま保留となって4年半（長かったー）が経ちました。

ミラノには（ローマにも）その昔（1992年～）、JAL（日本航空）が就航していたのですが、2010年に路線撤退となり、2015年のミラノ万博で復活してくれるのではないかと期待していたものの、結局のところ実現せずでした。

また、イタリアのフラッグキャリアだったアリタリア航空もコロナ禍で飛ばなくなり、さらに経営悪化して2021年10月に完全倒産したため、日本とイタリアを結ぶ直行便は無くなってしまいました。その後を引き継いだ＜ITAエアウェイズ＞が2022年11月（当初の予定では6月）から、東京⇔ローマ間を結ぶようになりましたが、ミラノ便は就航する予定もなく現在に至っていたというのが経緯なのです。

つまり、2020年～ほぼ5年間はミラノから東京へ飛ぶには、どこか（ローマあるいは他の欧州都市か中近東かアジア）を経由しないと行き来ができなかった訳です。しかも、コロナの真っ最中は大半のエアラインが路線縮小と減便をしていましたし、ロシアのウクライナ侵攻が始まってから3年近く経つ今もなお、欧州系の航空会社がロシア上空を飛行できないため、通常よりも2－3時間フライトが長くなるので、日本が本当に遠くに感じたことを思い出します。

そんな訳で、ミラノやその近郊に在住している日本人にとっては、今か今かと計画再開のニュースを待ち望んでいたので、まだ多少の飛行時間が長めということには目をつぶっても、直行便で行き来ができるようになるというニュースはこの上なく喜ばしいことなのです！！

さて、前置きが長くなりましたが…日本でも夏頃からコマーシャルで流れていたので、一時帰国中にCMを見るたびに嬉しくなりました。